投資と投機の違いを明確に分けて考えることの大切さを知った夜
「最高の投資とは自分自身に投資をすることである」
この言葉は誰が最初に言ったのかはわからないが
的を得た言葉であることには違いない。
投資と聞いて、まず思い浮かべるのはお金を増やす方法である。
例えば、株式投資や不動産投資がその最もたるものだ。
では投機と聞いて何を思い浮かべるか。
私の場合、投機とはギャンブルを思い浮かべる。
投機は根拠のないバクチであり、負けるのが当然のものなのだ。
宝くじやパチンコ、競馬、競輪、競艇など、
深く入り込んだら最後、大やけどを負うことになる。
そんなわけで、投資と投機の違いをはっきりと理解することが
資産を形成し、しっかり守るうえで必要となる。
投機は論外として、投資といわれるようなことも、
ふたをあけてみれば投機だったりすることもあるのだ。
堅実そうな不動産投資も、きちんと計画して、借り入れなども
組み立てていないと単なる投機にしかすぎない。
私はこれまで貴重な財産をどぶに捨ててしまう
数多くの事例を何度も目にしてきた。
それではリスクなしで資産を形成するための投資とは
いったいなんなのだろうか。
それは自分のスキルアップと人間関係に時間とお金を使うことだ。
これらへの投資は最強の投資といえよう。
いやこれ以上の投資はないのではないのか。
自分の専門分野への知識や技術への投資は非常に有効である。
それは減るものでも、盗まれるのでもなく、
腐ることも、朽ち果てることもない一生ものの財産となるのだ。
自分のキャッシュを生み出すものへの経験と知識を積み上げることは
どんな時代においてもリターンの大きい投資なのだから。
そして人間関係への投資である。
いろいろなチャンスは人的ネットワークからやってくる。
自分を高めてくれる人間関係に時間とお金を使うことは
ベストなタイミングでまわりまわって、
たくさんの仲間を連れて自分に帰ってくる。
思いがけない偶然ともいえる出来事から、
思ってもみなかった奇跡が次々に起き、
信じられないくらいの幸運に恵まれることは
往々にしてあるのだ。
さらに人間はいろいろな人間と出会い影響されることで、
成長ができるのである。
豊かさは人との付き合い、すなわち良好な人間関係から
生み出されるものなのだ。
私は何にしても、自分自身への投資を最優先にして考えている。
それが十分にできることにより、
チャンスは向こうからやってくるのだ。
世にある投資といわれるものも投機である可能性が高いことを
十分に考慮して、目に見えないものに投資をすることは
合理的で堅実な方法だ。
目に見えないもの、すなわちスキルアップ、人間関係こそが、
投資か投機か関係なく、
私たちの豊かさへのチケットだといえる。
稼ぎ、使い、守り、増やす。
この四つの豊かさへの鉄則をぶち壊すことのないよう、
投資や投機を明確に意識して、
人生を軽やかに生きていく。
すべては自分の考え方しだいで、無限の可能性にアクセスできる。
自分自身をうまくコントロールできれば
人生は驚くほどのスピードでよくなっていくのだ。
どんな環境にあっても、成功のルールに基づいていれば。
